魔法学園に入学したリコリスとヴォルフは17歳に、シェイドは16歳に成長していました。
そして遂に、ゲームヒロインであるリリアムが学園に編入してきます。果たして、リリアムが結ばれる相手は誰なのかーー。
リコリスとリリアムの名前が同じ「リ」で始まるので、最初は混乱してしまいました。
他に候補はなかったのでしょうか…。(^_^;)
成長したヴォルフとシェイドが物凄く格好良くなっています(笑)!
ビジュアルはシェイドが好みですが、成長したヴォルフが常にリコリスの斜め後ろを忠実な騎士のように歩いたり、幾度となく床ローリングしたくなるような台詞を口にする度に萌えました…。
ヴォルフもシェイドも少年期をリコリスに救われてるから、もうベタ惚れです。
リコリスがゲームの舞台として数々のフラグが発生するであろうと構えていた学園でのメインストーリーに決着が付き、ゲームのメインストーリーは終わりを迎えます。
リリアムが選んだ男性がある意味コア過ぎて驚きました。
最後の最後で、リコリスはこの世界の「ある可能性」に気付きます。
…成る程。
だから、タイトルが『〜しまったようです』になる訳ですね。
誰しも自分の人生の主人公であり、リコリスは数ある可能性の中から「今」を導いたという事ですね。
リコリスがヒロインの乙女ゲーだとしたら、間違いなくトゥルーエンドなのだと思います。
書き下ろし番外編では、本編の回想で出てきたソレイナ先輩も充分にヤンデレである事が分かります。
登場キャラが徹底してヤンデレであるこの作品は本当に凄いです。
ちなみに、後に友人となるツンデレな同級生も登場します。
3巻に続くようですが、書籍に載らなかった番外編や書き下ろしで構成されるのでしょうか。
リコリスとヴォルフがもっといちゃいちゃしている姿を見たいです!
- 感想投稿日 : 2015年2月11日
- 読了日 : 2015年2月11日
- 本棚登録日 : 2015年2月4日
みんなの感想をみる