宮本輝を初めて手にしたのは、いのちの姿だったから物語はどんなだろうと趣の違う作品を何冊か読んでみた。
この作品は往復書簡が展開され、過去が明らかになっていくミステリアスであり温かみがある。
マチネの終わりにのインタビューで石田ゆり子さんが錦繍を好きだと言った意味も読み終えた今理解できた気がする。
この人が好きだと言う絶対的な理由を述べられなくても好きなんだから仕方ないでしょうと言う感覚。
忘れていた恋心に灯りが灯ったようだった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年2月23日
- 読了日 : 2023年2月23日
- 本棚登録日 : 2018年5月23日
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