ちびくろさんぼの服を奪い、さらには食べようとしたトラたちがケンカして、木の周りをぐるぐる回ってるうちにバターになってしまって、それをホットケーキにして食べた、というさんぼの逆転劇が面白かったという子どもの頃の記憶。
今回、実姉から我が息子にと、お下がりで貰って改めて読んだけど、やっぱり面白い。ストーリーはシンプルで子どもが喜びそう。
黒人差別論争は何だったんだろうって感じ。
巻末に、「この絵本は岩波書店から出版されたものを部分的に復刊したものです」と記載されてるけど、岩波書店のものと全文同じだった。
絵も同じで、違うのはとらたちが近づいてくる「ぐる・る・る・る・る・る」のページのテキスト配置、内表紙の作者の名前がひらがなからカタカナになっていること、とらが3匹から1匹になっていること。差別論争と関係ないし…
〔2005年4月初版、2007年4月発行の44刷〕
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
絵本
- 感想投稿日 : 2019年8月21日
- 読了日 : 2019年8月19日
- 本棚登録日 : 2019年8月18日
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