世界最大半導体メーカーに育て上げたインテルの共同創業者の半生の自伝
著者は、ハンガリー生まれのユダヤ人家庭で育ち、幼い頃から重度の難聴のハンデを追いながらも
両親の愛情のもとで育ち、ハンガリー動乱で20歳で単身難民として渡米している
著者が体験した当時の少年の目線で、世界大戦、ナチスドイツのホロコースト、戦後の
共産党政権下での暗い時代を、客観的に時にはアイロニックに書かれている
理不尽で非道極まりない現状を冷静に受け止め、
最悪の事態をさけるリスク回避、先見性、迅速な対応、人脈、地道な努力が
奇跡的に彼の命を守り、亡命後にビジネスで成功したに違いない
一言で言うととても知恵のある人物
いわゆる歴史書より現実味があり、引き込まれるようであった
良書です
読書状況:未設定
公開設定:公開
カテゴリ:
ビジネス
- 感想投稿日 : 2009年6月7日
- 本棚登録日 : 2009年6月7日
みんなの感想をみる