ボウ・ストリート三部作の1巻目。リタ賞最終選考に残った作品。
警察組織とは違う治安判事直属の捕り手のボウ・ストリートの「捕り手」は、いわば私設警察。貴族が人探しなどを頼む時によく登場するのだが、彼らが主人公になることはおよそ無い。
コマドリと呼ばれ、時にヒーローとして崇められ、後ろ暗い人々からは嫌がられ、貴族社会からも微妙な立場のボウ・ストリートの苦悩を知ることができる一風変わった作品。
正義感あふれながらも己の中の暗い部分と葛藤しながら愛に目覚めるヒーローを堪能してくれ。
出版年が、3巻が最初に出てしまったので、出版年順に読まないようにご注意。
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4379.html
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2015年4月6日
- 読了日 : 2015年4月6日
- 本棚登録日 : 2015年4月6日
みんなの感想をみる