NかMか (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

  • 早川書房 (2004年4月16日発売)
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本棚登録 : 614
感想 : 61
5

タペンス•トミー夫婦の行動力には今回もあっぱれ!
どちらも危なかったなぁ。危機一髪。
タペンスはあえて騙されにドクター•ビニヨンに会いに行ったのね。
2人だけの嘘の暗号も咄嗟に思い浮かぶのすごい。

今回に関しては割と序盤で、娘ベティーと、そのベティーが「きちゃない」と言った絵本がキーになってることにうっすら気づけた。
でもまさかベティーの母親が自称母親で、撃ち殺したのが本物の母親だったとは。驚きの展開。
これだからクリスティーの作品はおもしろい!

トミーが頭を殴られた後、ペレナ婦人の髪が乱れていたのはたまたまだったんだね。惑わされた…。

あとタペンス•トミー夫婦の子どものデボラって娘だったのか。
勝手に息子かと思っていたのと、唐突のデブ呼ばわり(愛称)に驚いた。(笑)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年4月9日
読了日 : 2024年4月9日
本棚登録日 : 2024年4月9日

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