英国執事×作庭師
茶道の家に生まれ作庭の道に進んだ主人公は、英国のとあるお屋敷に茶室を建てるべく招かれます。
そこにいたのは執事。その役割・仕事に忠実であろうとする姿は、時として慇懃無礼で。
茶道や茶室についての蘊蓄と、イギリスの執事文化をうまくからめて説明し読ませてくれるのはさすが!むちゃくちゃ和菓子とお抹茶がほしくなる(笑)
ただ…最後におもいっきり詰め込んだ感のある恋愛シーンがもったいない…。
もうちょっと丁寧に描いてほしかった。
そして個人的にいえば主人公がすごく受け受けしかったので、いっそのこと執事を組み敷いてほしかった…(笑)
お姫様だっこがあったり、お風呂にいれてもらったり、浴衣きて部屋に戻ってきたら蒲団がふた組並べて敷いてあったりと小さなモエどころもあるので楽しんでほしい一冊。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
BL(特殊な仕事
- 感想投稿日 : 2011年10月9日
- 読了日 : 2011年10月9日
- 本棚登録日 : 2011年10月9日
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