いつもは「覗いた」なんだけど、今回は舞台という河童さんの本職の部分を扱うということで「語る」というタイトルになっているそうだ。
舞台の転換のしかけや大道具小道具が作られている現場、音響など、舞台のあらゆる部分が作られる様子を教えてくれていてとても面白かった。舞台を見てみたくなった。
河童さんの本職の部分について知るのは初めてだったけど、やっぱりそこでも河童さんの凝り性は変わらないみたいだ。
大道具さんへの細かい注文をお願いする手紙なんかも見れて面白かった。せつせつと凝らなくてはならない理由を述べながらお願いしてた。
一緒に働くと頼りになるし楽しそうだけど、妥協しないひとだから大変でもあるだろうなあと思った。
河童さんの本は面白いなあ。
古本屋でいくつかまだ読んでないやつを見かけたので買っておいた。そっちも楽しみだ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2010年9月30日
- 読了日 : 2010年9月29日
- 本棚登録日 : 2010年9月30日
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