河童が語る舞台裏おもて (文春文庫 せ 4-5)

著者 :
  • 文藝春秋 (1998年12月1日発売)
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本棚登録 : 148
感想 : 7
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いつもは「覗いた」なんだけど、今回は舞台という河童さんの本職の部分を扱うということで「語る」というタイトルになっているそうだ。
舞台の転換のしかけや大道具小道具が作られている現場、音響など、舞台のあらゆる部分が作られる様子を教えてくれていてとても面白かった。舞台を見てみたくなった。

河童さんの本職の部分について知るのは初めてだったけど、やっぱりそこでも河童さんの凝り性は変わらないみたいだ。
大道具さんへの細かい注文をお願いする手紙なんかも見れて面白かった。せつせつと凝らなくてはならない理由を述べながらお願いしてた。
一緒に働くと頼りになるし楽しそうだけど、妥協しないひとだから大変でもあるだろうなあと思った。

河童さんの本は面白いなあ。
古本屋でいくつかまだ読んでないやつを見かけたので買っておいた。そっちも楽しみだ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ
感想投稿日 : 2010年9月30日
読了日 : 2010年9月29日
本棚登録日 : 2010年9月30日

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