数は人間の認知を拡大するための道具であり、記号、論理、計算を基礎として近現代の数学が発展する前は、数学は自然言語で語られるものであったというのが新しい気づきだった。
数学、更には人間の思考をモデル化、一般化して、計算やひらめきを機械で再現したアラン・チューリングに対しては、只々凄いの一言。
岡潔さんの情緒を通わせるとか、自他の区別なくとか、松尾芭蕉の俳句とかは正直よくわからない。
文中の言葉を使えば、言葉で伝えられて理性で理解するものではなく、自分でやってみて習うものなのだろう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
数学
- 感想投稿日 : 2023年3月23日
- 読了日 : 2023年3月23日
- 本棚登録日 : 2023年3月23日
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