生まれが9割の世界をどう生きるか 遺伝と環境による不平等な現実を生き抜く処方箋 (SB新書)
- SBクリエイティブ (2022年9月6日発売)
もし子供を産むなら”いい遺伝子”が欲しいと思うのは至極当然であるということが分かった。
あとは環境。誰もが富豪になれるわけじゃないけど、子供ができたら子供がやりたいと思った事をやらせてあげられる余裕は絶対にもちたい。
・好きこそものの上手なれ
・自分の中にあるこれが好きこれは得意これならできそうそういったポジティブな内的な感覚は、自分の能力に関する重要な手がかり
・何かを好むということ自体がすでにその人らしさの表れであり、能力の萌芽
・自分にしか感じられない、心の奥から小声でしか囁いてくれない「素質」の芽生えを大切にする
・好きなことをやっていくうちに、その分野についてどんどん得意になっていくと言う事は、生物学的に見ても自然なプロセスだと思われる
・環境側の圧力が低下すればするほど、遺伝的な能力の差がストレートに出てくるようになる
・自分の好きや得意に関して、普段から自覚的になっておくこと
・才能のある人の3条件: 特定の領域に対してフィットしていること、学習曲線が急上昇のカーブを描くこと、学習ができる十分な環境が与えられていること
・可愛い子には旅をさせよの現代的な意味はリアルな自己発見
・居場所を変えてみることで、今まで見つけられなかった自分の遺伝的素質に出会えるかもしれない(青い鳥効果)
・やりたいことがない人は偶然を信じて動いてみるしかない
・やりたいことがあるのなら、いきなりグローバルトップと比べるのではなくやりたい気持ちがあるなら、下手でもまずやってみる。そしてしばらく続けてみる。
・没頭している対象が学習性があり、本物につながっているかどうかは気にすべき
・個人技で輝く分野において、中途半端ななんとなく好き程度では頭角を現す事は難しいと言う事は理解しておくべき
・集中力、フロー状態でそのことに長時間没頭し、しかもその狙い所がちゃんと社会的にも評価されるようなものでなければならない
・子供の知能や学力に効果がありそうな要因: 静かで落ち着いた雰囲気の中できちんとした生活をさせること、本の読み聞かせをすること
- 感想投稿日 : 2023年2月13日
- 読了日 : 2023年2月13日
- 本棚登録日 : 2023年2月13日
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