今日もSNSで何かについて揉めている、これは世界が分断されていく「わかりあえなさ」の象徴の一つだ。そもそも100%わかりあうなんて不可能だけど、「わかりあおう」とすることはできる。それには互いの意見を主張する「対話」よりも、あいまいな言葉を連ねていくことで会話を構築していく「共話」が必要だ。相手の視点に立って、淀みながらでもいいから互いに言葉を交わしていくこと。その結び目が世界を広げ、時空を超えて私たちを繋いでくれるはずだから。
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カテゴリ:
学術(経済学その他)
- 感想投稿日 : 2020年5月25日
- 読了日 : 2020年5月25日
- 本棚登録日 : 2020年5月25日
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