もう完全に感情移入してヤバかった。
久々に泣きながらの読書。
最愛の一人息子を事故で亡くし、加害者は名士の為、不起訴になるという理不尽。
これ、こんな酷い話って!て思ったけど最近似たような事故が東京でも実際にあったな‥本当に酷い話。
息子を失った夫婦の苦しみ。
夫婦は一つの目的をやり遂げる為に同志となる。
夫や妻の苦しみが細かに丁寧に描かれていて心が引き裂かれそうな辛い気持ちになった。
特に、美津子が事件の朝、玄関を出て行く姿には涙腺崩壊。
やっぱり息子と母ものには劇的に弱い。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
柚月裕子
- 感想投稿日 : 2020年12月18日
- 読了日 : 2020年12月17日
- 本棚登録日 : 2020年12月11日
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