【最終レビュー】
図書館貸出・7月下旬公開 映画化原案著書(アニメ映画・米中合作)
※公式サイト
https://white-snake.jp/
その前の映画館鑑賞予定作=ソボク:韓国映画
アジアの空気感の流れそのままで、抜群のタイミング。
久しぶりに中国文化を絡めた映画、興味が自然と湧いていました。
文化には国境はない。
改めて、このことを一層、認識度を高められたといってもいい。
素案の本来の軸そのものは、映画と直結していますが
周囲を取り囲む人達は、本著とはかけ離れている。
ただ、本著を既読した限り
雰囲気そのものは、映画の醸し出す世界観と近いものを、私的な着眼点としては、そう感じています。
時空を越えた
情緒的かつ、至って、普遍的要素の数々が盛り込まれている。
市井の姿を通しての
『ありふれた物語性』
『ほのぼのさ、滑稽さ、アクション』
立場柄を越えた
『人間味あるドラマの様相』
これらが互いに融合しあいながら
壮大な空間の次元の中で繰り広げられる内容です。
公式ツイッターで書いていた
『梁山伯、牛朗織女』
あとがきに触れられていて、興味深いものがありました。
タイトルそのものは
一区切りにはできない
あらゆる歴史的な裏側=伝説があり
地域の枠を越えた物語が
点と線で伝わっていたこと。
今の邦画実写の単調な次元とは、全く真逆の様相。
究極に深みある作風が存分に漂っていること。
明確に、このことを噛み締めていた。
大人世代の視点でも、本質的にしっくりくるものがありました。
後は、ネタバレになるので、この辺りで。
- 感想投稿日 : 2021年6月6日
- 読了日 : 2021年7月10日
- 本棚登録日 : 2021年6月6日
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