本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身V」 (TOブックスラノベ)

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  • TOブックス (2021年4月10日発売)
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感想 : 11
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とうとう中央に取り込まれることが決まったローゼマイン。ディトーリンデの不敬の連座でフェルディナンドが処分されないように、というのがローゼマインの中央行きを決心する最大の理由です。“家族同然”のフェルディナンドへの気持ちが周囲には誤解されているようで歯がゆいです。
しかし王族相手に交渉するローゼマインは痛快でした。エグランティーヌ様も含めて自分勝手な王族にちょっとイラッとしました。
特にジギスヴァルト王子は婚約者のアドルフィーネに対してひどいと思います。こんな王子に嫁ぐなんて、本でもなければ耐えられないよね、ローゼマイン(笑)。

ローゼマインとジルヴェスターも結構本心で言い合っているように見えます。ある面では実子であるヴィルフリートやシャルロッテよりも気を遣わない関係でいられるのかも、と思いました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ファンタジー
感想投稿日 : 2024年1月19日
読了日 : 2023年12月30日
本棚登録日 : 2024年1月19日

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