明治緋色綺譚(7) (BE LOVE KC)

著者 :
  • 講談社 (2013年4月12日発売)
3.85
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本棚登録 : 362
感想 : 21
5

津軽ロリコンに進むの話でした!(絶対違う・・・)
個人的にはこの展開好きだなぁ。
6巻で登場のめがねのやり手青年と、ヤンデレなお兄さんと、天然タラシの津軽の三つ巴です。
めがね青年の津軽に対する評価がちょっと恐かった。津軽も一歩間違えば病み症になる可能性が。。。

というどうしようもない男たち(笑)に囲まれつつ鈴子が一生懸命、ひたむき、けど落ち込むときは落ち込む、といった女の子なのが可愛い。大人びているけど、ちゃんと子供です。けど要所要所のセリフがいい女すぎる。。。キミはいくつなんだ。
一応サスペンス要素が強いですが、ほんわしたり笑いもあって、飽きないです。ちょっと賭け事のところで教養をぶっこんだ感じはしましたが、そういうものも当時あったのかなぁ、と読み飛ばしつつも思ったり(え)

上気メイン登場人物以外とのやり取りも楽しいですし、鈴子の身近な知り合いの人達はみな気の良い人ばかりなので、読んでてほっとします。
そして津軽のお母さんが中々いかしてます(笑)私もこんな人になりたい。恐らく人生を謳歌できそうだ。

他の漫画家さんのも素敵だけれど、この人のこのシリーズも良いものだと思うので、もっと売れて欲しいと密かに思いつつ、次巻を楽しみにしています。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2013年4月14日
読了日 : 2013年4月14日
本棚登録日 : 2013年4月14日

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