風の旅: 四季抄

著者 :
  • 立風書房 (1982年1月1日発売)
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本棚登録 : 128
感想 : 10
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小学生の時に出会った本だったと思うが、その時の本が実家の本棚にあって、改めて手にとった。
星野さんの人間らしいところに、ぐっと胸をつかまれるような詩と文章だった。読んだら処分しようと思っていたが、ずっと持っておくことにした。
当たり前だが小学校で出会った時よりじっくり味わされた。

・「何もあそこに戻らなくてもいいんじゃないか‥」
「よろこびは束の間のこと
悲しみもまた明るさの中でみればちっぽけなかたまり」
「よろこびが集まったよりも
悲しみが集まった方が
しあわせに近いような気がする

強いものが集まったよりも
弱いものが集まった方が
真実に近いような気がする

しあわせが集まったより
ふしあわせが集まった方が愛に近いような気がする」

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2012年6月14日
読了日 : 2012年6月15日
本棚登録日 : 2012年6月12日

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