小学生の時に出会った本だったと思うが、その時の本が実家の本棚にあって、改めて手にとった。
星野さんの人間らしいところに、ぐっと胸をつかまれるような詩と文章だった。読んだら処分しようと思っていたが、ずっと持っておくことにした。
当たり前だが小学校で出会った時よりじっくり味わされた。
・「何もあそこに戻らなくてもいいんじゃないか‥」
「よろこびは束の間のこと
悲しみもまた明るさの中でみればちっぽけなかたまり」
「よろこびが集まったよりも
悲しみが集まった方が
しあわせに近いような気がする
強いものが集まったよりも
弱いものが集まった方が
真実に近いような気がする
しあわせが集まったより
ふしあわせが集まった方が愛に近いような気がする」
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年6月14日
- 読了日 : 2012年6月15日
- 本棚登録日 : 2012年6月12日
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