水難女難-大富豪同心(7) (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社 (2011年9月15日発売)
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感想 : 12
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梅雨の長雨で関東全域が洪水になり江戸の米蔵も水没。米不足で江戸の町もいつ打ち壊しの騒動が起きるかとピリピリムード。徳右衛門さん、強欲じじいかと思ってたら「十万両ぐらい、また稼ぎ直せば良いことにございますよ!」とぽ~んと十万両出すやなんてかっこいい!金は天下の回りもの。商人さんは町人が元気じゃないと稼げませんから。弥五さんも相変わらず剣術はかっこよかったですね。あら?卯之さんは?一応お米の手配とかしてたんですけどね。打ち壊しを開始しても米屋が通常販売すればおとなしくお金を出して買って帰ったというのは驚きです。お峰は、とうに卯之さんの正体気づいて、いろいろ作戦練ってるのに、男連中は誰も気づかないで心酔してたり。やっぱり女は感がいいなぁ。

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感想投稿日 : 2018年9月8日
読了日 : 2015年10月4日
本棚登録日 : 2018年6月21日

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