心を商品化する社会: 「心のケア」の危うさを問う (新書y 112)

  • 洋泉社 (2004年6月1日発売)
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【出版社による内容紹介】
「心の商品化」は作為的に作られている!現代人は心に関する悩みが本当に多いのだろうか?専門家が幅をきかせる風潮、「癒し」「心のケア」という言葉が流行する背景には何があるのか?何事にも自己解決が迫られ、それゆえに専門家依存の風潮が進むなかで、「心」さえモノとして商品化されている。こうした、安易な心理主義の流行は、生きていくうえでのさまざまな困難をもたらす社会的な要因を覆い隠し、問題を個人の責任に還元する構図に支えられている。心理主義が社会に浸透することの問題性を白日の下にさらす試み!

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感想投稿日 : 2008年1月28日
本棚登録日 : 2008年1月28日

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