オレオレ詐欺の犯人の顛末。
オレオレ詐欺の名簿屋の高城は、NPO法人を隠れ蓑に、生活保護受給者を囲い込み、宿を提供しながら受給金をピンハネし、裏でオレオレ詐欺に加担していた。
その高城に雇われている橋岡と矢代は、グループ内のトラブルにより、高城を撲殺してしまう。
詐欺グループのケツ持ちのヤクザに追われる2人、警察の佐竹、湯川もこの詐欺グループに迫る。
警察とヤクザの追跡をギリギリにかわし、逃げきれるか!?
犯罪に手を染めていく落第者たちのリアルな描写が良いです。
展開に派手さはないので、初めて黒川作品を読む人には向かないかも。
刑事や犯罪者達のやりとりが面白いです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
黒川博行
- 感想投稿日 : 2018年11月18日
- 読了日 : 2015年7月18日
- 本棚登録日 : 2018年11月18日
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