テロや戦争に対する非難や主張は語られず、むしろたんたんと軽妙でさえあるが、それゆえ、読む者は喪失した者の苦しみをまざまざと味わう。登場人物それぞれ各人にしかわからない苦しみと、それとの向きあい方があり、最後に全て納得できる。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年12月18日
- 読了日 : 2012年12月18日
- 本棚登録日 : 2012年12月18日
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