タイトルに一言で答えるなら、女性が過剰に家事育児を担い疲弊しているから、これに尽きる。
様々な論文やデータ、インタビューを元に構成されているが、学術的というより著者の強い思いも時折感じられ、何度も頷きながら読んだ。
親世代の丁寧な育児に縛られたり、夫のおふくろの味に縛られたり。便利家電が出てきても変わらない家事時間。
日本の女性は頑張りすぎている。
じゃあどうすれば良いかというと真新しい対策が出てくるわけではないけれど、現実を認識するのには良い本。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年9月28日
- 読了日 : 2019年8月1日
- 本棚登録日 : 2019年9月28日
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