ハゲタカ2(下) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2007年3月15日発売)
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本棚登録 : 2545
感想 : 222
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「ハゲタカⅠ」と比較して、よりドラマ要素が強くなっている。
このドラマ要素には「主人公たちの私情」と「小説としての盛り上げ裏」がある。小説として人間ドラマを描いていたり、話が大きくなっていったりした方が体を保ちやすいのである。
しかしそもそもこの小説のコアバリューは「情報小説」であることなので、このバランスを取ることは難しい。フィクション色があまりにも強くなるとSFになってしまうし、SFにしては面白くないので価値がなくなってしまう。

今回はまだ情報としての価値を保っていました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ファイナンス
感想投稿日 : 2012年4月30日
読了日 : 2012年4月30日
本棚登録日 : 2012年4月30日

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