史記 (6) (小学館文庫 よF 6)

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  • 小学館 (2001年7月17日発売)
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▼第28話/趙高の陰謀▼第29話/農民王陳勝▼第30話/項羽立つ▼第31話/劉邦亭長 ▼第32話/馬と鹿▼第33話/函谷関への道

●主な登場人物/趙高(第28話、第 32話)、陳勝(第29話)、項羽(第30話)、劉邦(第31話)

●あらすじ/始皇帝の死 後、2代目の皇帝となった胡亥は政治に関心を示さず、国政は希代の悪宦官・趙高の 思うままとなっていた。
趙高の悪政に人々の不満は、日々高まっていた。そんな中、 ある辺境の守りに徴用された農民たちが目的地に向かう途中、悪天候のため立ち往生 していた。このままでは、どうやっても期日までに目的地へは到着できそうにない。 決められた期日までに赴任地に到着しなくては、秦の厳しい法律では死刑。

そこで、 どうせ死ぬのならと謀反を企てた大胆不敵な男がいた。その男・陳勝は、親友の呉広 とともに策を錬り、まず自分達を引率していた官吏を殺し、秦の打倒・楚の復興を目 的にして反乱の烽火をあげた…(第28話)。

●本巻の特徴/強国・秦の始皇帝が死ん だ。
圧政の要が崩れたことにより、秦帝国の隆盛にも陰りが見え始め、滅亡への道を たどることになる。
だがそれは同時に、各地の人材たちに旗揚げの機会を与えること を意味した。その中にいたのが、農民から身を立てた陳勝や、のちに英雄となる項羽 らだ。最強の国・秦は、この時代の流れにどう対するのか…!?「趙高の陰謀」「項 羽立つ」など、全6話を収録。

●その他の登場人物/胡亥、扶蘇(第28話)、呉広、 張耳、周文、章邯(第29話)、項梁、陳嬰、英布(第30話)、呂雉(第31話)、胡 亥、李斯、子嬰(第32話)、宋義、章邯、張良、項梁、宋義(第33話)、

●本巻に登 場する故事成語・諺・歴史用語など/張楚(第29話)、馬鹿(第32話)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 世界史
感想投稿日 : 2017年1月8日
読了日 : 2013年9月16日
本棚登録日 : 2013年9月16日

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