神様、もう少しだけ

著者 :
  • KADOKAWA (1998年9月1日発売)
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本棚登録 : 26
感想 : 3
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昔話題になったような。子供のころなんで覚えてないけど。私らの世代は漫画や色んなものでエイズってだけで別に何とも思わないので、どうもそれが理由で芸能界ホされそうになったり、学校でイジメやら差別やらが結びつかないですが、こんなもんだったんだろうか。
主人公って当時のコギャルみたいな感じだし、ちょっとアホの子で感情移入が出来なかった。
だって、好きな歌手のコンサートに出るために売春してセックスしてエイズ。感染したら自殺自殺。馬鹿なの?死ねばいいのにって思った。にしてもこの本に出てくる父親って超頑張って仕事してんのにのけ者で可哀相すぎ。母親もちとアレですよね。退屈だから男に走ったとか、最後籍入れてるとか、お前・・・

あと、プロデューサーだかのあとがきがかなり不快。
まぁ読みやすい本ではありました。恋愛小説としては駄目ですけど。ヒロインがもう少し魅力あったらなぁ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 和書
感想投稿日 : 2010年6月14日
読了日 : 2010年6月14日
本棚登録日 : 2010年6月14日

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