国家が衰退する理由を制度に求め、成長をもたらす制度と衰退をもたらす制度について論じた一冊。
制度を切り口にして分析を述べているので、筆者も言及している通り、多少ディテールが犠牲になってはいるが、主張を伝えるという意味ではこれでよいと思った。
中国の今後は、この本の主張の良い試金石になると思う。たとえ、それがこの本の主張に反する結果になったとしても、主張自体の価値は大いにあると思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
人類史
- 感想投稿日 : 2020年5月21日
- 読了日 : 2019年12月1日
- 本棚登録日 : 2019年12月1日
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