2012/2/26読了。セミナーで勧められて。この本も、共働き中とか子育て中の人が読むと、よりうんうん、ってなるのかも。でも勉強になりました。卒論を書いていたころを思い出す。
以下、メモ。
・女性総合職の言葉「わが家に専業主婦がほしい!」…分かる気がする!!
・3歳児神話の話。そのもとになったといわれる研究をしていたボウルビィ自身が、「母親以外の養育者が母親と同じような方法で継続的に養育できる場合には悪影響はない」とも主張していたことはあまり知られていない
・「仕事に制約がある時期に鍛えられた人は、その時期を過ぎて思いっきり働けるようになったら、以前にまして力を発揮できるはず。子育ては『大リーグボール養成ギブス』のようなもの」
・専業主婦家庭であっても、家事・育児のうち、育児については分担方法については配慮が必要なのではないか。子どもは従来多くの大人に囲まれて育ってきたはず。夫婦の収入の多寡にかかわらず、バランスよく分担したほうが子どもにとっていいのではないか
・(子育てしながら働く場合に)意外に乗り越えられないのが「自分自身の意識」。子どもにあれもこれもしてやれない、と考えるのではなく、子どもは保育園で充実した生活を送っているとプラスに捉えること。両立の一番のコツは「おおらかさ」
・助っ人の確保。子どもが病気をした際の預け先。病後児保育。
・固定的役割分担意識の弊害は共働きの母親だけの問題ではない。専業主婦家庭の困難、孤独と父親不在の関係は大きい
・職場では「図太さ」「マナー」「コミュニケーション」が大切
・学童保育の必要性について。(以下は自分の感想→)やはり小学校1年生に家で一人で留守番をさせることが心配な親は多いのかも。学童って延長(夜間の)とかってしてないのかな?あと病気のときの預かりとかあるのかな?子どもが病気のときくらい休んであげたいような気もするけど、そうもいかないときもあるよね、と会社で働いていると思う。そういうときの受け皿って何があるんだろう。
- 感想投稿日 : 2012年2月26日
- 読了日 : 2012年2月26日
- 本棚登録日 : 2012年2月6日
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