★★★☆☆
病気と闘うのは誰なのか
【内容】
若くしてガンを患い、生存確率50%といわれた主人公と、その回りの人々の姿を描く。
【感想】
病気に対して、過度に悲観的になることなく、真正面から紳士的に描いた作品だ。去っていく彼女、力になってくれる友人、踏み込めない母親、蚊帳の外の父親、親身になる医者。
病気に立ち向かうのは本人だ。それは間違いがない。でも、その本人を闘う状況まで持っていく回りのサポートも必要なのだ。自分だけの問題ではなく、みんなの問題なのだ。
本作の脚本を書いたウィル・ライザーは自身もガンを克服した過去があるそうだ。なるほど納得の内容。オチが綺麗過ぎると思うのは私が病んでいるからであろう。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
洋画
- 感想投稿日 : 2013年1月4日
- 読了日 : 2013年1月4日
- 本棚登録日 : 2013年1月4日
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