MMTが主流派と論争を起こしているのは、主に以下の3点。
・財政的な予算制約はない。
自国通貨を持っている国は、キーストロークで無からお金を作り出している。よって利払いや借金の返済に充てられる。ただし、国債を発行しすぎるとインフレになる恐れがあるので、インフレにならない程度に。
・金融政策は有効でない。
両派とも中央銀行が利子率をコントロールできることは認めているが、貨幣量をコントロール可能かどうかが一つの争点(主流派は利子率に基づいて貨幣量を決められると主張)。それ以上に、金利のコントロールで物価をコントロールできるか。
・雇用保証プログラムを導入すべし。
賃金の体系や職務内容に課題あり。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2024年4月29日
- 読了日 : 2024年4月24日
- 本棚登録日 : 2024年4月22日
みんなの感想をみる