なるほど、この人は、全体としてよくオーガナイズされていて、論理(筋)と整合性を非常に大切にした記述をしています。おそらく著者も厳しいくらいに論理立てを意識しているのだと思います。読んでいて、とても好感を持つことができますし、分かりやすく、腹に落ちます。いいんじゃないでしょうか。
自分の会社もかなり頻繁に大掛かりな組織改正をする会社だと思いますが、この本を読んだ後では、振り返ってその(少なくとも表向きな)意図が何となくわかるような気がします。まあ、それは気のせいなのかもしれませんが、機能別組織、事業部制組織、プロジェクトチームなどの一般的なメリット・デメリットくらいは意識できてないといけないのかもしれないです。
『組織構造は戦略に従う』(チャンドラー)そうなので、少しはその辺りも考えて仕事ができるようにならんといかんのかな、と思わされました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ビジネス
- 感想投稿日 : 2009年12月26日
- 読了日 : 2007年5月26日
- 本棚登録日 : 2007年5月26日
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