何のために「学ぶ」のか:〈中学生からの大学講義〉1 (ちくまプリマー新書)

制作 : 桐光学園  ちくまプリマー新書編集部 
  • 筑摩書房 (2015年1月8日発売)
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本棚登録 : 1147
感想 : 89
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難解な本を読みたくなる本だった。
知ること、知識自体が大事な時代はもうとっくに終わっている。著者6人がどのように学んできたか、学びについてどう考えているか述べている。各先生のおすすめの本がどうにもみんな難しそうだったが、どれか読んでみようかなと思う。

特にこれから何度も読もうと思った文章は、鷲田清一の「賢くある」ということ。
今の時代の生きづらさや、人が陥りがちな考え方を述べた上で、人はどうあるべきかを「賢くなる」という言葉でまとめている。物事に対して誠実に考えられる人でありたいと思った。哲学は、高校の倫理で習ったくらいなので、すこし手を出して見たい気もする。(平行読者しすぎないが今年の目標なので注意。)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年5月8日
読了日 : 2021年5月8日
本棚登録日 : 2021年5月8日

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