生まれが9割の世界をどう生きるか 遺伝と環境による不平等な現実を生き抜く処方箋 (SB新書)

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  • SBクリエイティブ (2022年9月6日発売)
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感想 : 25
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子供を育てて、また仕事で子供と接してきて、
生まれ持ったものが一人一人全然違うなと感じていたが、この本を読んで、やはりなぁと納得した。


「本人がやりたいと感じるのは、すでにれっきとした才能」

この言葉が良かった。

その才能を育てていく環境が、なるべく平等に与えられるように、大人が、社会や教育の場を作る必要があると思う。
親ガチャに外れたとしても、なるべく早く自立できる世の中で、自分を大切にできる場所など。

遺伝の影響があることを知ると愕然ともするけれど、考えようによっては「好き」や「得意」という感覚を大事にして、周りの大人もそれを尊重してあげられれば、一人一人自己肯定感が持てるようになる。

またどの王道分野もパッとしなくても、ニッチな部分の「得意」をいくつか掛け合わせていければ、ローカルトップに達せる。

希望を持って生きようと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2023年6月11日
読了日 : 2023年6月11日
本棚登録日 : 2023年6月11日

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