短編集。全8話。
フランス版百物語とでもいうのか?男たちが集まって、ふいに始まる怖いお話。
百物語とは言ったものの、別に話し終わって蝋燭を消すわけでもないですが(笑)
読み始めは、「幽霊話かな?」と思いきや、オカルトホラーじゃないんだな〜。
人間の怖さっていうか・・・そういうのを巧妙な筆致で描いてる。読後、背筋がスーッと寒くなります..・ヾ(。><)シ
そういや、阿刀田さんの作品にも同タイトルのものがあったな〜確か。彼の作品も、人間の心の暗部を鋭くついたものが多いし、そういった点で共通点があるかも?
暑くなってきた今日この頃、暑気払いにちょうどいい一冊です(笑)
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
外国人作家
- 感想投稿日 : 2007年5月30日
- 読了日 : 2007年5月30日
- 本棚登録日 : 2007年5月30日
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