1980年代から90年代にかけてのアメリカのハッカーの隆盛を描いた本。
シークレットサービスが元は贋金対策から今ではハッカー対策も行っていること、ベルが巨大な独占企業として君臨していたこと、ロータス開発者やアップルの内部闘争の話が活写されていた。
ハッカーは、ニコ生の実況者のような10代の少年から成る集団で、中二的優越感、悪ふざけ、反権力、情報・技術の自由な共有・追求を是とする。コンピューターサイエンスの精神的土壌について少し触れることができた。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年5月14日
- 読了日 : 2017年5月14日
- 本棚登録日 : 2017年5月14日
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