タイトルに、びっくりを致しているところでございます。
僕はテレビを見ませんので、乱れた日本語に接する機会がそんなにない…かと思うとさにあらず、周囲の人の日本語が乱れているのです。著者と同じく、気になってしまいます。
ただ、この本はカネを積まれても使いたくない、という言葉とそのシチュエーションを罵るばかりで、どうにも救いがありません。ただし、怒りというか、使いたくないし、聞きたくもない、ということは僕も同感です。ところが著者にも、つい使ってしまうけれど、それをどうしても聞きたくない、という人もいるそうで、怒りながらも塩梅というものがあるようで。
放送の言葉がおかしくてもテロップがなおっている、という例が再三ありました。放送人の矜持、もあるかもしれないけれど、実は入力用の日本語入力ソフトに依存してたりして、などと思いました。ATOKはおかしな言葉を警告したりしてくれますが、google日本語入力は、ユーザーの誤用や誤字を平気で予測してきます。このあたりにも手を付けないと、話し言葉だけでなく、書き言葉も被害がひろがる一方に違いない、と思うのです。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年1月13日
- 読了日 : 2014年1月13日
- 本棚登録日 : 2014年1月11日
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