主人公エマの親子関係と恋愛の話だが、大変お上品な作品。ひねりも何もないが、何となくじわっと来る。最後の父親とのやりとりがいい。どんな状況でも父親の存在というのは大きい。この自由奔放な絵描きの父親が、娘を裏切ることなく父親としての役割を果たしてくれたことにほっとした。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
Fiction
- 感想投稿日 : 2010年11月21日
- 読了日 : 2010年11月20日
- 本棚登録日 : 2010年11月16日
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