パンク侍、斬られて候

著者 :
  • マガジンハウス (2004年3月18日発売)
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本棚登録 : 656
感想 : 111
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町田康版時代劇。『ギケイキ』もそうだったけれど、町田康の小説は時代劇めくと主人公が(わりあい)格好良く描かれるのだろうか。
読んでいる最中は、文体の自由さや言葉選びの大胆さがとても楽しく、さらに滅茶苦茶な話運びのところどころに詩情も感じる。しかし読み終わってみても、何が言いたかったのかはさっぱり分からない。小説を読む・体験するという行為自体を楽しむべき小説なのかと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2018年7月4日
読了日 : 2018年7月4日
本棚登録日 : 2018年7月3日

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