森下えみこの 私の敬語正しいと思っていたけれど。日常&マナー編

著者 :
  • KADOKAWA/メディアファクトリー (2015年3月6日発売)
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感想 : 5
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テレビで芸能人が「演じさせていただく」
アスリートが「プレーさせていただく」
政治家が「出馬させていただく」
と言うのに強い不快感を感じていた。
でもこの本によると「させていただく」は、相手に許可を得る場合に限って使う表現なので、
これらの言い方のように許可が必要ない時に使うと、過剰な敬語表現になってしまう。
更に、自分の意思で行動していることに使っているので、この言葉の本来のへりくだった意味をなしていない、とのこと。
こういうのを「過剰敬語」と言う。
つまり「~いたす」でいいのだとわかり、すっきりした。
が、これからも「○○さんと真剣にお付き合いさせていただいております」とかいう芸能人の発言は、なくなることはないだろう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2016年10月6日
読了日 : 2016年10月6日
本棚登録日 : 2016年9月29日

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