泣くなら、ひとり 壇蜜日記3 (文春文庫 た 92-3)

著者 :
  • 文藝春秋 (2016年10月7日発売)
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本棚登録 : 330
感想 : 35

書き下ろし小説を含む「いつも通りの」壇蜜日記。訳あって2を飛ばして1、3と読んだので流れの速い芸能界にいる彼女は、書くことも変わっているだろうと思っていた。
が、雨の日には特に眠かったり、眠くなることを許してほしい感じからすると相変わらずだ。
たとえサラリーマンやOLとして働いても、芸能人として働いても、彼女にとって時間の流れ方は同じだったのかもしれないと思わせるマイペースぶりだ。

彼女は自虐しても、人の心を抉るような言葉を使わないので、朝の電車に揺られる毎日の私を抱きしめてくれる気がする。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年9月21日
読了日 : 2017年9月21日
本棚登録日 : 2016年12月14日

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