ここ数年気になっていて、少しずつ読んでいる野中ともそさん。古本屋で見かけてふと購入。先ほど読了。
やっぱり語り方が独特なのだよなぁ、と思う。どこがどう、といえないのだけど(そして文字から目が離れたとたん、その感覚はするりと逃げてしまうのだけど)、ぐにゃりとゆがんだ何かがあって、そしてそのゆがみがどこか心地好い。何なんだろうなぁ、と思いつつ解説を読んで、「色」の話が少し腑に落ちた。色彩の裏側に手をのばしているからなのかしら。
「カチューシャ」をまた読みたい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
大人の本
- 感想投稿日 : 2011年8月5日
- 読了日 : 2011年8月5日
- 本棚登録日 : 2011年8月5日
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