タイトルから想像していた内容よりとてもあたたかな物語でした。大量にある姑の遺品を整理をする過程で、人として成長していく嫁の様子が描かれていました。大量のものを抱えていただらしない姑だと思っていたら、周りの人を見返りを求めずに助けていた人間味に溢れた人だったと気付きます。遺品整理をしながら、徐々に一人の人間への認識を改めていく様子は見ていて気持ちが良いものでした。この本を読んで、出来ることなら遺品整理でその人を知るのではなく、生きているうちに話をして理解をしておきたいものだと思えました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年8月28日
- 読了日 : 2022年8月28日
- 本棚登録日 : 2022年8月28日
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