ロックウッド除霊探偵局 霊を呼ぶペンダント (上) (児童単行本)

  • 小学館 (2015年3月16日発売)
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本棚登録 : 95
感想 : 7
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バーティミアスシリーズは、個人的にハリー・ポッターに並ぶほど好きな物語ということもあり、ジョナサン・ストラウドの著作ゆえに手にとってみた。

物語は、心霊現象が多発し様々な霊が跋扈するイギリスのロンドンが舞台。除霊を生業とするロックウッド除霊探偵局には局長のロックウッド少年を中心に情報調査担当のジョージ、入社したばかりの調査員の少女ルーシーの3人で除霊調査の依頼を受けている。

とある女性の調査依頼から、その女性の家で遭遇した女性の霊にまつわる事件の真相に迫っていく・・・。


除霊調査から始まり、ルーシーの視点で物語は進んでいく。
作者の特徴なのか最初から注釈が多く、例えば霊の種類や除霊道具など注釈で説明され、その都度確認を要するので、除霊調査の臨場感が伝わらずに客観的に読み進めてしまった。
2章以降から、登場人物の過去や探偵局を取り巻く組織などに触れていくので、徐々に物語の世界観に引き込まれていく。
設定などは面白いので、今後の展開に期待したい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 児童文学
感想投稿日 : 2017年2月10日
読了日 : 2017年2月9日
本棚登録日 : 2017年2月9日

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