ミステリー ファンタジー。
連作短篇集。
人間と交錯したために、自然の摂理から外れてしまった動物たちの物語。
月夜、廃墟遊園地の一画に必要とされたときだけ花に包まれた秘密の動物霊園が出現する。
月光のもと、墓守の青年が動物たちを看取り、花葬する。
青年は人間が脚色しない真実を、やわらかく、確かな口調で語る。
少し心が痛む良エンド。
情景が美しい作品。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ファンタジー
- 感想投稿日 : 2021年1月26日
- 読了日 : 2021年1月26日
- 本棚登録日 : 2021年1月21日
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