すべてが陽の卦からできている「乾為天」の龍の成長の物語と、全てが陰の卦からできている「坤為地」の牝馬の物語を通じて陰陽の関係を説き、「十二消長卦」を通じて陰陽が胎動しながら時々刻々変化していく有様が簡潔かつ具体的に説明されていておもしろい。
『易経』を人生哲学、ビジネスの視点から説いた一冊。易経に初めて触れる人でもわかりやすく読める入門書になっている。
さて、著者のいうように『易経』を占いの本としてだけでなく、生きていくための智慧の本として読むのは確かにおもしろそうなので、私も少しずつ読み始めることにする。
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- 感想投稿日 : 2022年6月13日
- 読了日 : 2022年6月9日
- 本棚登録日 : 2020年12月13日
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