主人公・賢一郎の「この世界は、おれが真面目に怒らなくちゃならないほどの価値はない」
朝鮮から強制連行された金森の「わたしはこの国が一面焼け野原となるところを見たい。この国の連中が上から下まで餓えて路頭に迷い、わずかな食物を争って殺し合うところを見たいんです。」
戦争という時代に翻弄され、国を、血を追われながらも生きていく中に今の時代にない虚無感を感じました。
アメリカ、スペイン、中国、日本など大きく動きながらも、択捉島までよく、まとめられるなぁ~
2013.09.30
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- 感想投稿日 : 2013年9月29日
- 読了日 : 2013年9月29日
- 本棚登録日 : 2013年9月29日
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