宣告 下 (新潮文庫 か 7-16)

著者 :
  • 新潮社 (2003年3月24日発売)
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本棚登録 : 193
感想 : 14

加賀乙彦さんの作品、ブクログ登録は5冊目。

著者、加賀乙彦さん、どのような方か、ウィキペディアで再確認しておきます。

---引用開始

加賀 乙彦(かが おとひこ、男性、1929年4月22日 - 2023年1月12日)は、日本の小説家、医学者(犯罪心理学)、精神科医。勲等は旭日中綬章。学位は医学博士(東京大学・1960年)。日本芸術院会員、文化功労者。本名は小木 貞孝(こぎ さだたか)。本名でも著作がある。

---引用終了

で、先頃亡くなっています。


本作の内容は、次のとおり。

---引用開始

一人の青年の精神の軌跡を通して、迷える魂の救済を追及した「感動の大作」完結!
入獄16年目、ついに「お迎え」のきた楠本に、精神医の近木は、刑執行現場への同行の承諾を得た。その日の朝、心のなかに喜びが立ち昇るのを感じた楠本は、1年間文通を続けた女子学生・恵津子に最後の手紙を書く。「きみのおかげでぼくの死は豊かになりました。ありがとう。そして、さようなら」。一人の青年の精神の軌跡を通して、魂の救済と人間の愛を追及した感動の大作。全三巻。

---引用終了


本作の死刑囚、楠本のモデルは、正田昭。
どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。

---引用開始

正田 昭(しょうだ あきら、1929年4月19日 - 1969年12月9日)は日本の刑死者(元死刑囚)、小説家である。

---引用終了

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 1979年
感想投稿日 : 2023年2月18日
本棚登録日 : 2023年2月16日

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