鬱の力 (幻冬舎新書 い 5-1)

  • 幻冬舎 (2008年6月1日発売)
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感想 : 50

この本は、五木寛之さんと香山リカさんの対談です。
この本の発行日は2008年なので、五木さんが73歳位、香山さんが48歳位、の時の対談になります。

32頁に、書かれていることを引用すると、

---現在の精神医学では、失恋して落ち込んでいる人も「うつ病」と診断されてしまいます。
しかし「うつ病」と「鬱な気分」は分けて考えるほうがいい。
心の健康には、抗うつ剤に頼るよりも、自分の内面に向き合うほうが有効な場合もあります。---

これは、香山さんの言葉だが、実際、そうかもしれない。


91頁に、五木さんが鬱状態になった時期が書かれている。

30代後半と40代後半、とのこと。


私の場合は、59歳。

7月のことだが、私が、クリニックを訪れた時は、うつ病ではなく、鬱状態というところだったのだろう。
もちろん、そのまま頑張れば、うつ病に移行した可能性はある。
今も服薬中だが、食欲不振と不眠は、わりと改善しているように思える。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2008年
感想投稿日 : 2020年9月6日
読了日 : 2020年9月19日
本棚登録日 : 2020年9月6日

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