教養としての「国名の正体」

著者 :
  • 柏書房 (2019年11月13日発売)
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感想 : 15

著者、藤井青銅さん、どのような方かというと、ウィキペディアには次のように書かれています。

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藤井 青銅(ふじい せいどう、1955年 - )は、日本の放送作家、作家、作詞家。日本脚本家連盟所属。自身が主催する企画集団「オフィスDEM」代表。

---引用終了


で、本作の内容は、次のとおり。

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「日本は〝ニホン〟? 〝ニッポン〟?」
「アメリカ合衆国はなぜ〈合州国〉じゃないの?」
「赤道ギニアに〈赤道〉はない!」
「〈サモア独立国〉〈ボリビア多民族国〉って一体どういうこと?」……

「国名」には、各国家の歴史・地理・理念・風俗といったさまざまな「大人の事情と思惑」が込められている。「国の名前」はそれぞれの国の「姿」を反映している――つまり、国名も「名は体を表す」のだ。もちろん、日本だって例外ではない。

歴史や理念の積み重なりが「国名」として立ち現れているのなら、その由来を知ることで世界の姿も違って見えてくるはず!――歴史や地理の視点だけからは決して見えてこない、まったく新しい世界の見方、ここに登場!

---引用終了


辞書的に使っている。
コンパクトにまとまっており、中々良い。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 2019年
感想投稿日 : 2022年11月30日
本棚登録日 : 2022年11月30日

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