ヒア・カムズ・ザ・サン

著者 :
  • 新潮社 (2011年11月22日発売)
3.45
  • (222)
  • (680)
  • (887)
  • (177)
  • (28)
本棚登録 : 5267
感想 : 758
4

新年一発目は有川作品で行く!
と決めて、中々読み終わらなかったが…。

劇団キャラメルボックスとのコラボで
真也は30歳。出版社で編集の仕事をしている。
彼は幼い頃から、品物や場所に残された、人間の記憶が見えた。
強い記憶は鮮やかに。何年経っても、鮮やかに。ある日、真也は会社の同僚のカオルとともに成田空港へ行く。カオルの父が、アメリカから20年ぶりに帰国したのだ。父は、ハリウッドで映画の仕事をしていると言う。しかし、真也の目には、全く違う景色が見えた…。
という、7行のあらすじから生まれた物語。

感動しました。
自分の生まれ持った能力のせいで、他人の悪意に気づいてしまっても…。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 有川浩
感想投稿日 : 2013年1月9日
読了日 : 2013年1月1日
本棚登録日 : 2013年1月1日

みんなの感想をみる

コメント 4件

まろんさんのコメント
2013/01/10

たった数行のあらすじを、こんなふうに膨らませて
登場人物を生き生きと動き回らせてしまう有川さん、すごいですよね!

キャラメルボックスと有川さんがコラボした、年末の舞台『キャロリング』も
とても楽しかったので、4月の舞台『旅猫リポート』もぜったい観にいくぞー!と
今から意気込んでいる私です(*'-')フフ♪

しをん。さんのコメント
2013/01/10

ですよね!
コラボに作家さんに・・・何でも出来て本当に尊敬します!!

「旅猫リポート」!
私も見に行きたいと思っているのですが中々日程が合わずに、「キャロリング」の方は観にいけなかったので今回こそ行ってみようと思います♪

なんせ「猫」が主人公ですからね(^^♪

kuroayameさんのコメント
2013/01/11

レビューを拝見させていただき、演劇ではどのように演じられているのだろう?と想像するとわくわくしました♪。
実際に本を読んで、劇も見てみたくなりました★。
いつも素敵なレビューを拝見させていただきありがとうございます♪。

しをん。さんのコメント
2013/01/11

確かに♪
この劇を観たかったのですが、観れなかったので頭の中で想像して…。

こちらこそ、いつも丁寧なコメントありがとうございます(●^o^●)

ツイートする