とてもおもしろい本です。意味がわかるというのはおもしろいものです。小学生低学年レベルからかなりのレベル(大学生?)までの話題があります。興味のもてるところまで読めばいいでしょう。途中まで読むにしても読む価値があります。ぼくは最後まで読みましたが,難しいところは理解できないままにスルーしました。
その中からおもしろいのをひとつ。ぼくなりに書いています。
1/2 + 1/3 では,通分して 3/6 + 2/6 = 5/6 ですね。
それを 1/2 + 1/3 = 2/5 とした。
よくある間違いのパターンです。分子同士,分母同士をたしてしまったのです。
しかし,なぜそんな間違いをしたのか先生がたずねてみた。
すると1人の生徒が答えた。
Aには, ぶたが2匹いた。そのうちの1匹は黒ぶた。
だから黒豚は1/2( ○ ● )
又Bにはぶたが3匹いた。そのうちの1匹は黒ぶた。
だから黒豚は1/3 ( ○ ○ ● )
AとBのぶたをひとつにまとめた。1/2 + 1/3
するとぶたは全部で5匹。そのうち黒ぶたは2匹。
つまり黒ぶたは1/5ひき。( ○ ○ ○ ● ● )
だから,1/2 + 1/3= 1/5
????????????
正しいのじゃない? ねえ?
どこがおかしいのか。この本を読んでください。
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カテゴリ:
数学
- 感想投稿日 : 2008年4月29日
- 本棚登録日 : 2008年4月29日
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