人は圧倒的な存在に強いられなければ、平和な関係を築けない。
これがとてもSF的だと思うのだけれど、それが自分たちよりはるかに科学力が進んでいる生命体であると。外敵がいなければ、団結できないという設定の話でもこれは通じる、人類の皮肉。
進化した人は、まったく別の生きものになる。
その進化は喜ばしいのかどうか、まったくわからない……
上主の姿が悪魔だから、人の前に姿をはじめ現さなかった。
その悪魔の姿というのは、人の未来の記憶が人々の過去に記録として表れていた。
さすがクラーク、おもしろかったし、意外なものばかりだった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
SF
- 感想投稿日 : 2015年12月31日
- 読了日 : 2015年12月19日
- 本棚登録日 : 2015年12月25日
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